祈里の母の過去について描かれている。負の連鎖ってあるよねって思うし、昔だと余計に周りからの介入って難しかったのかもしれないなって思う。
壮絶な過去、そういう経験したことないからわからないけど。
ひとまず、祈里が母親の呪縛から離れて、未来に向かうところまで描かれてよかった。未来のところはあっさり書かれてた。
ただし、祈里の話の最後は、ちょっと違和感を感じちゃった。新しい命に触れたときに、死を感じるかな?新しい命と自分の命を比較して、新しい命に対して自分の命が死に近づいているって思うのかな。
作者のあとがきにも重い話になったと書かれてたけど、まぁ、問題提起的な重い話が好きな人にはお勧めです。